Foot 膝・足の痛み

膝・足の痛みについて

症状が進行してしまう前に
ご相談ください

膝・足の疾患は高齢になるほど発症する方が増えていく傾向にあります。症状が進行してしまうと歩くことが困難になってしまうこともあります。足が痛い、しびれる、階段の昇り降りがつらいなど、痛みや違和感がある場合は、早めにご相談ください。

Trouble

このような場合はご相談ください

  • つま先が痛い
  • 足首が腫れている
  • 足がむくんでいる
  • 足がしびれる
  • 関節が腫れている
  • 足の付け根が痛い
  • 足が動かない
  • 足が痛い
  • 膝に違和感がある
  • 膝が痛い
  • できものがある
  • アキレス腱が痛い
  • かかとが痛い

主な疾患

変形性膝関節症
変形性膝関節症になると、歩行時に膝に痛みが出たり、膝に水がたまります。
初めは動き始めに痛むことが多く、症状が進行すると正座ができなくなったり階段の昇降が困難になり、ひどい場合は安静時にも痛みがとれなくなります。また、年齢を重ねるにつれて、関節軟骨の弾力性が失われ、すり減り、関節が変形します。骨折、靱帯や半月板損傷などの外傷、化膿性関節炎の後遺症によって発症することがあります。
半月板損傷
半月板が損傷すると、膝を曲げたり伸ばしたりする時に痛みが生じます。
加齢によって傷つきやすくなっている場合やスポーツ外傷でよくみられ、ひどくなると膝が動かなくなり歩けなくなります。保存的治療、抗炎症薬の処方で改善を促しますが改善しない場合は手術を行います。
膝靭帯損傷
急性期(受傷後3週間くらい)には膝の痛みと可動域制限がみられます。しばらくして腫れ(関節内血腫)が目立ってくることもあります。急性期を過ぎると痛み、腫れ、可動域制限はいずれも軽快してきます。しかしこの頃になると損傷部位によっては膝の不安定感が徐々に目立ってくることがあります。これは下り坂やひねり動作の際にはっきりすることが多いです。
足関節捻挫
日常生活やスポーツの外傷で一番多いのが、足首を内側にひねって怪我をする足関節捻挫です。
膝などの外傷に比べると、日常生活への支障が軽度の事が多いので、つい軽くみられがちですが、不適切な治療や、放置しますと後で痛みを残したり、不安定な(ゆるい)足首となり、治療に難渋することがあります。そのため、きちんとした診断を受け、適切な初期治療を行うことが必要です。
腓腹筋断裂(肉離れ)
肉離れは、急なダッシュやジャンプなどで、ふくらはぎや太ももの裏の筋肉に急激な負荷がかかってしまう動作に筋肉が対応できていないことで起こります。
そのため、運動する前はしっかり準備運動を行い、筋肉を柔らかい状態にしておくことが大切です。
足底腱膜炎
踵から足の指の付け根まで伸びている組織が炎症を起こしている状態で、踵や土踏まずに痛みを生じます。ジョギングやマラソンなどのスポーツをする方に多くみられ、足底腱膜に繰り返し負荷がかかるような動きが原因となって症状を引き起こします。スポーツをしない方でも、中高年や長時間の立ち仕事をする方には多く発症する疾患です。
外反母趾
外反母趾は、足の親指が人差し指の方に「くの字」に曲がり、付け根の関節の内側が痛みます。
ヒールなどのつま先が細い靴や幅が狭い靴を履くと、痛む部分が突き出しているので当たってしまいさらに炎症を引き起こし変形する可能性があります。靴の種類や靴を履く環境を見直すこと、またアーチサポートなどの装具によって足の力学的な環境も改善することで変形の予防になります。
偏平足
偏平足になると、内側のくるぶしの下に腫れや痛みが生じ、変形が進行すると歩くことが難しくなります。
体重を支えるアーチ構造が、年齢による腱の変性や体重の負荷による変性で断裂してしまうことで偏平足になります。
アキレス腱断裂
アキレス腱断裂は、踏み込みやダッシュ、ジャンプなどスポーツの動作でふくらはぎの下腿三頭筋という筋肉が急に収縮した場合や、着地動作などで急に筋肉が伸ばされたりした時に発症します。アキレス腱断裂は30~50歳のスポーツを良く行う方に多く、基盤に老化現象があると考えられています。