体外衝撃波について

痛みの緩和や組織修復の効果が
期待できます
音速を超えて伝わる圧力波のことを衝撃波といいます。整形外科分野では、その衝撃波を皮膚の上から患部に照射することで、主に腱障害の痛み緩和や組織の修復に効果があると言われています。
また骨の疾患においても修復効果が期待でき、幅広い治療に応用が可能な装置となっています。
当院では体外衝撃波によるリハビリ治療を取り入れています。
主に長引くリハビリにお困りの方に対するリハビリ治療の一環として体外衝撃波治療を行います。ひじの痛みやくるぶしの痛み、足底の痛みにお悩みの方はお気軽にご相談ください。

足底腱膜炎やジャンパー膝、テニス肘・ゴルフ肘の治療に
スポーツや長時間の立ち仕事などによる肘や膝、足底に負荷がかかるような動きが原因となって、足底腱膜炎やジャンパー膝、テニス肘・ゴルフ肘などの症状を引き起こすことがあります。
体外衝撃波を照射することで、痛みの緩和や組織修復の効果が期待できます。
収束型と拡散型の違い
体外衝撃波には収束型と拡散型があります。
それぞれ特徴が異なり、
施術効果にも違いがあります。
当院では患者様のお悩みにあわせて適切な治療方法を選択いたします。
- 収束型
- 収束型はピンポイントにエネルギーを与える治療方法のため、特定の患部のみに対して強いエネルギーを照射できるのが特徴です。
有効箇所
腱付着部炎など
- 拡散型
- 拡散型は一度に広い範囲の治療を行うことができるため、収束型と異なり皮膚表面から筋肉や脂肪など広範囲にエネルギーを照射できるのが特徴です。
有効箇所
慢性腰痛など
治療の流れ
- Step 01 体外衝撃波のご説明
- 体外衝撃波を使用するにあたって、患者様に使用用途や効果などを説明していきます。
ご不明点等あれば何でもご相談ください。
- Step 02 照射部位の確認
- 痛みが強い場合などは照射ができない可能性もあります。
治療前の診断結果に応じて、患者様の状態に合わせて照射部位を決めていきます。
- Step 03 照射開始
- ハンドピースを幹部に当て、衝撃波を照射していきます。
治療の際は痛みを感じる場合があります。照射時間は10~15分程度となります。
- Step 04 症状に応じて数回照射
- 患者様の状態によって異なりますが、基本的には2~3回の照射を行います。
症状によって照射回数を調整していきますので、気になることがあればご相談ください。
よくあるご質問
Q
痛みはありますか?
治療中は痛みが伴います。
照射の際は、患者様の状態を確認しながら照射レベルを調整していきますのでご安心ください。
Q
効果はどれくらいありますか?
除痛や組織修復に効果があると言われていますが、100%痛みがなくなるものではありません。
状況に応じて治療を継続していただき、少しずつ痛みを軽減させていきます。
Q
治療回数はどれくらいですか?
一般的には2~3回繰り返し照射を受けることで効果が期待できます。
患者様の状態に応じて、回数を調整していきます。