骨粗しょう症について
高齢の女性が
発症しやすい病気です
骨粗しょう症とは、骨量が減って骨自体が弱くなり、骨折しやすくなる病気のことです。
原因は、生活習慣や加齢、ホルモンバランス、喫煙などがあります。特に女性に多く、患者さんの80%以上が女性だといわれております。気になる方は早めにご相談ください。
Trouble
このような場合はご相談ください
- 背中や腰が痛む
- すぐ息切れがする
- 身長が縮んだ気がする
- 転びやすい
- 背中や腰が曲がってきた気がする
検査について
DEXA法
当院では、日本骨粗鬆症会が推奨する腰椎と大腿骨のDEXA法で検査を行っております。DXAとは、dual-energy X-ray absorptiometryの略で、微量のX線を当てて正確な骨密度を測定することができます。一度ご自身の骨密度を測定してみましょう。
治療方法
- 薬物療法
薬での治療は、骨粗しょう症の基本的な治療です。患者さんの骨の状態に合わせて、適切なお薬を処方しております。
- 食事療法
丈夫な骨を作るために大切なカルシウムやビタミンDなど、必要な栄養素を食事にて摂取します。
- 運動療法
軽い運動やジョギング、散歩など、一人ひとりの状態に合わせて無理のない範囲で運動を行います。
ロコモティブシンドローム
ロコモ予防で
移動機能の低下を防ぎましょう
運動器の障害により、「立つ」「歩く」などといった移動機能が低下したり、衰えたりした状態のことをロコモティブシンドローム（ロコモ）といいます。
ロコモは早ければ40歳頃から始まるといわれています。
これからも健康で元気に日々生活するためにも、ロコモを予防し、運動器を長持ちさせるようにしましょう。
Trouble
このような場合はご相談ください
- 15分くらい続けて歩くことが出来ない
- 2㎏くらいの買い物袋を持つのが難しい
- 何もないところでつまづいたり、すべったりする
- 階段を上がる時は手すりが必要である
- 片足立ちで靴下が履けない
予防方法
適度な運動とバランスの良い食事が大切です
ロコモティブシンドロームを予防するには、適度な運動やバランスの良い食事が大切です。エレベーターではなく階段を使用したり、ストレッチをするなどの運動をしたり、1日3食バランスの取れた食事をするなどを心がけましょう。